最近は何でもただで手に入る。
(この言い方は語弊があるが)
プログラミング環境も例外じゃなく、
Visual C++ 2005 Expressなんて、
昔はウン十万したような環境が無料でweb経由で、あっさり手に入ってしまう。
Win32 APIを使うのに必要な、Platform SDKもタダだし、前にもましてやれる事が増え、
サンプルも至れり尽くせりな程付いている DirectX SDK もタダだ。
これは昔からだけど、前はこのSDKを手に入れるために、CDROM付きの雑誌を競って買ったものですよ。
UNIX系が好みなら、
cygwin.comへ行けば、楽々なインストーラで、
gcc,emacsはもとより、各種スクリプトの実行環境、X環境(不安定ですが)まですぐさま手に入ってしまう。
Windowsすら買うのが嫌だったら、
Fedora Coreでも落としてこればいい。
お手軽にプログラミング環境のみならず、webやメールからサーバまで一気に環境が整ってしまう。
高価なmatlabを買わなくても、
octaveで殆どの用は済んでしまうし、
高価なmathematicaが無くても、
maximaがある。
(そりゃ、文法違うのでイライラするけどな)
回路設計だって、Verilog-XLを持っていなくても、
Icarusがあるし、
FPGAを合成するくらいなら、Altera の
Quartus II なんかのweb packで、
お試し程度なら十分すぎる機能を使える。
昔は、ただの開発ツールといえば、いわゆるフリーソフトやGPLといったものだったけど、
最近は企業も囲い込むためか、どんどんツールを無料で公開するようになり、
いやーほんとに良い時代になったよなあ、って俺はじじいですか。
とまあ、何が言いたいかというと、こんなに恵まれた環境にいるのに、
最近というか、就職してから家でプログラム全くと言ってよいほど書いてなくて、
残念ですね、自分
と、
ひろゆきの日記を見て、思ったのね。
最近消費してばっかりだなあ、と。
てか、会社でずっと回路やらプログラム書いたりして、家でもやる気になれるかーー!
とつげき東北氏も就職しちゃったし、麻雀関係は疎になってくのかなあ、
と、勝手に思ってたんですが、さらに本を出すんですね。
www.interq.or.jp/snake/totugeki/nyuumonkagakusuru.htm を見ると、かなり面白そうな内容ですね。
しかも、
筆者はインターネット対戦麻雀『東風荘』の『超上級ランキング卓』において、のべ100万局以上の牌譜を収集し、各実力層での種々の指標を集計した。
集計結果からさらに2次指標を作成し、実力に決定的な影響を与える指標を、重回帰分析等の多変量解析の手法に基づき探索した。
その結果、実力者の下位層と上位層との麻雀技術に決定的な差を与える3つのパラメータを特定し、比較的短いスパンの結果から実力を合理的に予測するための「公式」を導くことに成功した。
やりそうで誰もやれなかった事を、平然とやってのける!
凄いよ。
しかしk赤なしクイタンなしご祝儀なしの東風荘の東風ルールじゃなくて、
一般的なフリーのルールで公式を作れないものか。