インタゲと聴くとなぜか
経済コラムマガジンを連想する.ここはインタゲするべきとずっと書いてたからね.前は面白がって読んでたけど,パターンがいつも一緒で飽きてしまい最近は読んでない.
このコラムの何が問題かというと,結論がはじめから決まっている事である.つまり,小泉改革反対,緊縮財政反対,積極財政賛成,という結論である.例えば,04/12/13号の冒頭にもある「為替介入などせずにその資金で積極財政を行え」だが,普通に考えれば35兆を突っ込んだところで結局土建屋が儲かって,一時的な景気回復が起こるだけで根本的な解決にはならないのに凄く簡単に論じている.輸出企業を援護して本質的な国の競争力を保つ為替介入の方がまだ良いと思うのだが.
経済コラムマガジンが盲目なまでに積極財政を推すのは建設族の亀井静香系列だからだと思う.どうでもいいが,運輸族でもある彼は高速道路無料化も唱えていた.政治家の主張は恐ろしく分かりやすい.
しかし今週号の国の財政が言うほどやばくはないというのは同意.資産について考えてないからね.
有利子負債が8.4兆ある東京電力や7.4兆あるトヨタを誰もヤバいと思わないのと同じ事.ただこれらの会社はちゃんと高利益を叩き出しているわけで,万年赤字財政で負債の圧縮が一向にできない日本はやっぱりやばいわな.てことで,積極財政なんて言ってる経済コラムマガジンはやっぱり変だとド素人の僕は思うわけです.(と全く関係ないことを書く)
参考 :
早わかり「インフレターゲット論」
twenty four 3rd seasonが面白い.かなりハマった.
ちなみに1stと2ndはたまにテレビで見て途中で寝ちゃうという感じでストーリーを全く理解していません.それでもハマる.
気合で3rdの全話(40min*24=2/3day)をみたけど,いくつかの(主にCTUのテロ対策,サブで大統領の)話がそれぞれが密接に関っているということは無く,独立性が割合高くHyperThredingしているなという感じ.終わり方も中途半端.けど麻薬的に次の話を観たくなる展開は凄いね.邦ドラマも見習ってほしい.