Embedded Technology 2004に行ってきた.
ブース番ではマルチプロセッサ対応のリアルタイムOSについての関心が高かったように感じた.
確かにシングルと違ってマルチだとリアルタイム性の保証が難しくなってくるので,そういった理論的な研究と実証を大学でやらなくてはならない.
と麻雀ばっかりしている僕が言ってみる.
それから坂村健教授の基調講演を聞いた.しかも最前列.やっぱ教祖はすげえな,勢いが.酔っ払ってるんじゃないかと思った.けど途中から話がつまらなくなってきて寝そうになった.
カンファレンスはOMAPと
XVDのを聞いたが,OMAPはwebで調べれば分かりそうな内容でぐっすり寝てしまった.凄いいびきをかいてしまったらしい.すみません.
XVDは技術的な話を聞きたかったのに,前半はPUC(pervasive ubiquitous communications)とかいう謎の概念の説明でかなりどうでもよく,後半は技術的な解説もなく,ただXVDはいろんな使い道がありますよ〜WMV9よりイイっすよ〜こんなに優れてますよ〜,的な話でげんなりした.てか単純に言うと寝た.このカンファの印象を正直に言えば,こいつら詐欺師じゃねえか?である.だって基調講演じゃないんだし,CMでもないんだし,技術者が金払って会場に来てるわけだから,ちゃんと根拠のある技術的な説明をしなければならないし,真っ当な技術上がりのベンチャーなら自分の技術について語りたいはずなのにそんな素振りは一切なく,なんだかどうでもいい話で煙に巻かれたのである.とにかく怪しげな印象しか受けなかった.
てか,名前がDivXやXviDに似ているから怪しげに感じるのかも.実際性能もDivXと同等かそれ以下という話もあるし.けど低ビットレートではわりと強いっぽい.結局コーデクよく知らないし,そもそもXVD自体がマイナーなためよく分かりません.
しかし,PUCについて語っていた原丈人という人はベンチャーキャピタルでは
わりと有名な人っぽい.
参考 :
岩井克人と原 丈人の対談「次世代産業は日本がリードする」
参考 :
2010年、映像メディア・ビジネス 未来への旅