名前からしてブルジョア臭が漂い,僕のような貧乏人には拒絶反応すら起こしかねないこの会社,というかそもそも資産家しか基本的に相手にしないようなのでもとから拒絶されてるわけですが,とにかく凄い.
まず
場所が凄い.なぜか六本木ヒルズ森ビル最上階(とその下2フロアくらい)が職場.そして何故かゴールドマンサックス専用入り口とエレベータがある.しかも専用スターバックスまである.そこまで専用にする必要はあるのか?
給料も凄く新卒初任給が800万だという(これでも外資の中では安いらしいが).メーカじゃ800万到達するまで何年かかるやら.新卒でこれだからウン千万稼ぐ奴はゴロゴロいる.
インターンも凄くて,なんと日給1万出るらしい.バブル期は有り得たかもしれませんが,この時代普通そんなに出ません.NECとか電機だと日千円でるみたいですが,それも付き合い等を考えれば±0です.ところがGSでは軽く儲かってしまう(インターンは一ヶ月間ある).なんすか,僕なんかこの夏個人指導の夏期講習を2つ入れてるけど,それより全然儲かる.意味わかんない.しかも勤務地六本木ということは毎日が天国(予想).
そんなわけで,30人(50人だったかも)の募集のところに1500人の応募が殺到.そこらの企業に入るよりGSのインターンに受かる方が遥かに難しい状態に.
そのゴールドマンサックスに後輩のC君が何故かインターンに行っているわけです.神です.神.
うちの研究室って「組み込みリアルタイム」がテーマじゃなかったっけ?とかいいっこなしです.
とまあ,楽しそうで羨ましい限りです.
この手の投資機関は,麻雀で例えるなら毎日千点1000万円割れ目有りで(それも人の金で)勝負しているようなもんですから,楽しいに決まってます.しかも麻雀は入力が手牌と捨て牌とドラ表示牌と晒し牌と点棒,局数程度しかなく,出力も何切るくらいのもんですが,投資の世界ではそれこそ地球上で起こっている全ての出来事が入力で,出力も多種多様です.もしも桜井章一が投資家だったら今頃断食のし過ぎで餓死していること間違いなしです.
と,無理矢理麻雀に結び付けてみました.最近はあんまし打ってないのですが,全然勝てません.話にならないくらい勝てません.
参考 :
ウォールストリート投資銀行残酷日記
参考 :
ライアーズ・ポーカー―ウォール街は巨大な幼稚園