WiFiMap(ワイファイマップ)とは
WiFiMapは2011/3/11に発生した東北関東大震災の復興を支援するため作成されました。
被災環境において無線LANのアクセスポイントを調査/確認し地図を作成することができます。また、インターネットのつながる場所へ行くことができると、周囲地図情報を共有することができます。
GPSとWiFiを有効にし、周辺を歩き回ることで、自動的にWiFiMap(無線LAN強度マップ)が作成されます。
Openアクセスポイントや特定の名前のアクセスポイント、最近更新されたアクセスポイントを検索、表示することができます。
私(key)も茨城で被災した一人ですが、それぞれができる形で共に復興に向けて頑張りましょう!
作成目的
家を失い避難所生活になり、これまで自宅等で無線LANを使用して行っていたインターネット環境を失う方が多く居ます。本ソフトは周囲を探索することで、使用できる無線LAN環境を探すのが目的です。
開発経緯
私(key)も3/11には茨城県ひたちなか市に住んでおり、被災いたしました。
自宅の部屋は散乱し、電気、ガス、水道、インターネットは止まりました。
数日間は避難所へ行ったり、車の中で泊まったり、青空のスーパーで買出ししたりしました。
3/13の夜に原発の様子が不安になり、茨城を後にし、故郷へ避難いたしました。
その後、実家で落ち着き、被災者のために何かできることはないかと考えました。
被災時にインターネット環境がなくなった経験とソフトウェアの知識と知恵を絞り、復興支援ソフト(WiFiMap)の開発を行いました。
問題点と解決方法
被災環境において避難所で生活することになると、これまで使用していたインターネット環境が無くなります。家が倒壊していなくても、必要に応じて避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされます。状況によっては長期間インターネットの契約を結ぶことができない場合があります。
インターネットがつながる環境が見つかれば、TVやラジオの情報だけでなく、安否情報や原発関係の情報、など多くの情報にアクセスすることが可能になります。
現在、Google Android Marketへ登録し一般公開しております。
可能であれば、被災地の方々に役立ってもらえればと思っております。